ネパールの大地震から6年が経ちました。
あの地震を契機として、募金を集めたりネパールの奨学金支援を始めたりとみなさんの温かい心が6年ずっと続いていることに改めて感慨深く思います。
そして6年前の大地震で犠牲になった方たちへ心からお悔やみを申し上げます。
当時がれきの中から見つかった奇跡の子が今6歳になったよという記事を見つけたので、みなさんとシェアしたいと思います。
2015年4月25日 午前11時25分、ネパールを大きな地震が襲いました。
バクタプルに住んでいた、ソニシュ君はまだ当時4か月の乳児。父親は仕事で外に、母親は買い物にでかけていて、おうちには姉がソニシュ君と一緒にいました。
地震の揺れを感じて、姉はソニシュ君を抱えて外に逃げようとしましたが、食器棚が倒れて下敷きになり家は倒壊、逃げ出せないまま意識を失います。
近くにいた母親が慌てて戻りましたが、二人は倒壊した家の下敷きになっていました。
姉は数時間後、先に救出されますがこのとき意識がなく病院へ運び込まれます。ソニシュ君は依然見つからず救出活動が続きます。
ネパール軍が救出をあきらめようとしたとき、母親ががれきの下からかすかな鳴き声を聞き、その声をたよりにがれきを掘り起こし、ソニシュ君が発見されました。地震発生から22時間後のことでした。
本当に不思議なことに、ソニシュ君は足に小さな擦り傷をしていただけでそれ以外、怪我がなかったそうです。
NepalTimesより |
ネパールの地震で亡くなった人は9900人。
助けることができなかった命もたくさんありました。
時間との闘いの救出活動の中、彼が生きて発見されたことはあのときネパールのみんなの希望になったんだろうな~と胸が熱くなります。
ソニシュ君は今6歳になり、今年からピカピカの一年生です。
コロナのパンデミックでネパールも今オンライン授業ですが、ソニシュ君 学校の勉強頑張っているそうです。
ネパールもコロナのパンデミックで仕事ができないとお母さんはなげいていますが、地震の復興、そしてパンデミックの大変な時もソニシュ君やお姉さんなど子供たちが元気に過ごせていることが両親に力を与えてくれるでしょうね。
オリジナルの記事はこちらにリンク貼っておきます。
https://www.nepalitimes.com/banner/miracle-boy-six-years-after-nepal-quake/
(Nepalitimes参照)
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